工作船(海上保安庁) 海上保安庁・工作船のサイトは、こちらから       横浜・06.12
赤レンガ倉庫の側にある
海上保安庁の展示場


船の事、武器の事は全くわかりませんが、
展示されている赤く錆付いた船の大きさ、
武器その他の品々を見るだけで心に
重くのしかかる感情があります。
そしてもっとこの場をPRして
欲しい!とも思いました。
工作船事件の概要

平成13年12月22日、海上保安庁は九州南西海域における不審船情報を入手し、直ちに巡視船・航空機を急行させ同船を捕捉すべく追尾を開始しました。同船は度重なる停船命令を無視し、ジグザグ航行をするなどして逃走を続けたため、射撃警告の後、20ミリ機関砲による上空・海面への威嚇射撃及び威嚇のための船体射撃を行いました。しかし、同船は、引き続き逃走し、巡視船に対し自動小銃、ロケットランチャーによる攻撃を行ったため、巡視船による正当防衛射撃を実施し、その後同船は自爆用爆発物によるものと思われる爆発を起こして水深90mの海底に沈没しました。その際、巡視船「あまみ」乗船の海上保安官3名が、約7〜10日間の入院・加療を要する傷害を負いました。平成14年9月11日、工作船は263日目に水面にその姿を現した。海底から引き揚げた工作船のほか、合計1,032点に及ぶ証拠物を回収。捜査の過程で、同船が北朝鮮の工作船であったこと、薬物の密輸入に関与していた疑いが濃いこと等が判明しました。
(工作船展示場に貼ってあったポスター)
何と、このポスターに掲載されている拉致被害者の数は270名。現在 政府が認定した方はたったの17名。帰国された方はたったの5名。
この方々ひとり、ひとりの人生と、ご家族をも苦しめ続ける、あまりにも長い年月。